ご縁のコンセプト

ディサービス、居宅介護支援事務所、碧南南部地域包括支援センター、カフェ、地域交流スペース
五つの円は「人」を表しています。施設を利用する人、施設で働く人、ボランティアさん、近隣の住民、行政の人。関わるであろう人々が、この場を介して繋がっていく。人は一人では生きられない。こうして繋がる場を提供し、幸せになっていく。それが「結いの家 ご縁」の願いです。
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結いの家 施設長
齋藤 健

住み慣れた地域で元気に生きる

Aさん…年を重ね、仕事も定年でリタイヤしました。子育ても終わり孫もいます。最近、物忘れが時々。同年の友達は病気で他界しました。出かけるのが面倒になってきた。

Bさん…歳はとったけど若者には負けないよ。今でもたまに仕事頼まれます。孫は東京にいます。最近、足腰が弱らないように、近所のカフェで友達とお茶した後に、散歩しますよ。

実はAさんとBさんは同一人物かもしれません。

少子高齢化が進む現在、高齢者がいつまでも元気に過ごしていただくことはとても重要だと思います。そのためには、高齢者自身が自らの意欲を高め、目標をもち、本人主体の自己実現を目指していくことが必要となり、住み慣れた自宅での生活を続ける支援を行うことが我々の責務と思っております。
地域の高齢者の方が集う場としての、地域交流スペースやカフェの提供。カフェで親しい方と話をすることや、趣味活動や茶話会などで初めましてお会いする方とコミュニケーションをとることで、支え合う関係を築いていけたら、生きる意欲に繋がっていくのではないでしょうか。
そして、その集う場のなかに、地域包括支援センターと居宅介護支援事業所が併設しているため、高齢に伴う不安が生じたときに相談しやすい環境が提供できると思っております。
また、高齢になっても元気に生活していくためには、健康な体を維持していくことがとても大切です。そのために、運動指導員による体操や生活リハビリを中心としたデイサービスを実施することで自立した生活への支援となることを願っております。
高齢になってくると、若いころに比べて家にこもりがちになってくるもの、、、そんな方が少しでも足を運びたい、と思える場。
みんなと集い、笑いの溢れる場。
そんな集いの場を提供できたら、幸いです。